プログラムについて

文化資源マネージャー養成プログラム

世界各国・各地の文化というかたちで蓄積されてきた人類の知識・技術は、それを維持継承する人びとにアイデンティティの核を提供するだけでなく、人類すべてにとって有用な資源となりうる可能性を秘めている。「文化資源マネージャー養成プログラム」では、人類文化の多様性とその相互尊重の理念を基盤に、世界各国・各地域で継承されてきた文化資源の将来に向けての意義と有用性を探求し、人類全体に向けたその活用策を案出・実践する「ローカルな文化資源のグローバルな活用を可能にする資源発掘・管理・活用策提案能力を身に着けた人材」、すなわち文化資源マネージャーを養成することを目的とする。

本プログラムが養成しようとする人材は、各国の政府機関やユネスコ等の国際文化機関においてその重要性が十分に認識されているものの、高度な専門性と幅広い知識を必要とするために、不足しているのが現状である。そうした現状に鑑み、本プログラムでは、国際的なフィールドで文化資源に関連する研究教育を続けてきた人間社会環境研究科のノウハウを投入し、ハイレベルな文化資源マネジメント能力を有するリーダーの育成・輩出を目指す。

5年間のカリキュラム概念図

文化資源マネージャー

文化資源マネージャーには、領域横断的な幅広い知識と研究能力、さらには国際的かつ総合的な視野が求められる。具体的に本プログラムが想定しているのは、

  1. 領域横断的な知識・研究能力に裏打ちされた文化資源の維持管理にかかわるマネジメント能力。

  2. 文化資源にかかわる多様なステークホルダー間の摩擦を調停するファシリテート能力。

  3. ますますヒトとモノが行きかうグローバル社会の中で国際連携がとれるネットワーク形成能力。

である。これらの能力を、現代グローバル社会に特有の諸問題に応じて適切に発揮し、国際的に活躍するリーダーを養成することが、本プログラムの目的である。

以上の目標と理念を踏まえ、本プログラムでは、プログラム学生を日本人学生と東アジア協定校からの留学生で構成し、多国籍チームの編成で修学を行う。これにより、文化資源マネージャーを各国に輩出することが可能になるだけでなく、リーダー同士のネットワーク形成も促進され、多文化共生・多文化共用社会の実現にいっそう寄与することが可能になる。

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